これまでの歩み

2013.04.14 残すところ、あと一週間

春の会期もあと一週間となりました。そこで、Attention Please! 心覚えを。

まず、沙弥島の作品は会期終了後、体験・鑑賞・味見ができなくなります。(海の家とターニャ・プレミンガーの「階層・地層・層」はそのまま残りますが。)

昨日から丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で企画展「壁画の仕事」が始まり、6月23日まで、幻の作品、再発見の「都市流動」が見られます。猪熊には珍しい光を使った1970年の京都のホテルのラウンジの仕事で、今でも新鮮な力をもっています。

あと一週間で作品鑑賞パスポート3シーズン券の販売が終わります(4/21まで)。いろいろな特典も多いのですが、これを持っていれば夏・秋会期も使用できます。夏パスポートは秋会期に使えないので、ぜひこの1週間で購入してください。

瀬戸内国際芸術祭は、多種多層から瀬戸内海を知っていく世界でも珍しいお祭りです。パスポートはそのための案内人。例えば、今日は中西進先生による柿本人麻呂講演と、万葉茶会が沙弥島で行われました。地形・気象・生活・文学・食それぞれが重層する世界に、訪れた人々は感銘を受け、新たな気付きをそれぞれに持ち帰ったようでした。繰り返し訪れることで一層の魅力に惹き付けられる瀬戸内海。まだの方は、ぜひどうぞ。

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