これまでの歩み

2016.08.30 北川総合ディレクター ブログNo.12~瀬戸内国際芸術祭2016

昨日を含めて、夏会期もあと1週間。
雨が降った。恵みの雨だが、私はびっしょり身体が冷えて大丈夫かしらん?

午前は、まずは小豆島・中山の王文志「オリーブの夢」。雨の中、竹のドームはしっとりと美しかった。次に竹腰耕平の「小豆島の木」。クヌギの根っこは20cmも伸びていて、その存在感はますます圧倒的。受付・案内のお母さんもますます好調。同じ大部の海岸に降りてリン・シュンロンの「国境を越えて・潮」。20体近くの像がなくなったり、上半身だけになっていたりして、ますます人間的に群立していた。このままだと秋にも残っているかも知れない。雨の中、人々が来られていて嬉しかった。

それから、地域創造の取材に立ち会い、午後からは秋に向けて三都半島で広島市立大学芸術学部のメンバーが「潮耳荘」を作っている現場に行った。まじめな取り組みに感服。しっかりした作りになっていてオープンが楽しみ。


三都半島はおもてなしも含め、岬巡りの楽しみがとても素晴らしい。場面が変わるたびに海が圧倒的に拡がっていく。ぜひゆっくり廻ってください。
夏は夏の素晴らしさがあります。あと1週間、暑い夏の海と作品とおもてなしを楽しんでください。

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