これまでの歩み

2016.07.22 北川総合ディレクター ブログNo.6~瀬戸内国際芸術祭2016

夏会期オープンの後、一日出張し瀬戸内に戻ってきました。作品はアーティストの頑張りで面白くなっていますが、いよいよパフォーマンス、イベント系に拍車がかかっています。

まずは「瀬戸内アジア村」のタイ・ファクトリー。タイのさまざまな地域の伝統工芸の職人さんたちが来て賑やかです。竹とココナッツを使ったカラフルなお面、バンコクの神像頭部につけられる動物や悪魔の絵付け、チェンマイの竹編籠、美しい傘、タイ南部のコレー船の装飾など、タイの神様たちがそこここに登場して、実に楽しい。モン族の刺繍やジム・トンプソンによるタイ・シルクは情熱的で美しい。職人たちがもくもくと作業するのを見ているだけでも飽きません。それに買う楽しみもあって、安いのに驚きます。ぜひ寄ってください。

「讃岐の晩餐会」も本番が始まり好評です。また空きがある今がチャンス。ぜひ地元の食材による夏向きの食事を味わってください。指輪ホテルのパフォーマンスも不思議な味わいがあります。

このウィークデーに各島に渡って活動していたアジア各国の一流パフォーマンスグループは明日、高松港に帰ってきて、この土日に大型テント広場で「Asia Performing Arts Market in Setouchi2016/APAMS2016」公演を17:00から行います。来週になるとまた異なったグループになるので、ぜひ、この機を逃さずに観に来てください。ベトナムとカンボジアからのサーカス。香港とスリランカ、インドネシアからはダンスと音楽パフォーマンス。インディアンポール、韓国のマイム、日本のエアリアルと讃岐の獅子舞と盛りだくさんです。

この土・日には他に、女木島で愛知県立芸術大学チームによる「喜びの島」ピアノコンサート、豊島で「音の絵本」があり、瀬戸内はますますアジアの夏の祭典の趣きです。五感全開で楽しんでください。僕もどこかにいて楽しんでいます。声をかけてください。

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